新型コロナ
ウイルス検査

検査案内

患者さんの病状をより正確に把握するために、必要に応じて各種の検査を行います。

新型コロナウイルス検査

短時間でわかり、精度の高い、新型コロナ検査装置、アボット社 ID NOW™ を導入しました。

当院では、2021年12月よりアボット社のID NOW™を導入しました。
これは核酸増幅検査法の一つであるNEAR法(Nicking Enzyme Amplification Reaction)による新型コロナウイルス(COVID-19)検査装置です。現在の標準的な核酸増幅検査法であるPCR法(Polymerase Chain Reaction)とほぼ同等の精度(陽性一致率95%、陰性的一致率98%)で、厚生労働省およびアメリカFDAの承認が得られている検査装置です。
しかも短時間(13分以内)で結果を出すことができるという大きなメリットがあります。

これまで当院では、PCR法と抗原検査を行ってきました。PCR検査は、精度は高いのですが検査結果が翌日にしか分からないという欠点があります。また抗原検査は、結果は短時間で分かりますが、精度が低く、無症状の患者さんには使用できないデメリットがあります。今回導入したID NOW™による検査は、これらの欠点を一挙に解決した方法だと思っています。今後当院では本法を中心とした検査を行い、迅速な治療へ結び付けていく予定です。

本検査は、保険適応とならない場合(濃厚接触歴の無い無症状の方の陰性証明など)は、自費検査(15,000円:文書料込)となります。
※PCR検査による陰性証明の場合は、2~3日かかり、文書料込みで25,000円となります。

アボット社のID NOW™
アボット社 ID NOW™

エックス線検査

CR(デジタルデータ)方式を取り入れています。

一般エックス線検査では、胸部、腹部のエックス線検査のほかに、脊椎、膝関節、股関節等などの骨や関節の検査を行います。
肺炎、肺癌、肺結核、肺気腫、心不全、高血圧性心臓病、腸閉塞等などや、各種の骨折など一般エックス線検査で診断できる疾患は多数あります。

当院はCRというデジタル方式なので各種の画像条件の設定により、より詳細な部分までの解析が可能です。

また当院で撮影した胸部エックス線検査については、肺癌などの早期発見のため定期的に放射線科の専門の医師に最終読影を依頼しております。

エックス線検査室
エックス線検査室

心電図検査

長時間心電図検査(ホルター心電図検査)も行っております。

心臓の検査で、狭心症、心筋梗塞、不整脈などの診断に用います。

心電図検査には通常行う安静時の検査と、運動後の検査があります。
運動負荷をかけながら行う検査も可能ですが、丸一日間体に電極を付けて検査を行うホルター心電図検査も行っています。
特に不整脈や狭心症などは、その時々で検査結果が大きく変わるので、症状があるときに検査するか、ホルター心電図検査を行うと病状が良く分かります。

心電図検査
心電図検査

腹部エコー検査

腹部エコー検査は短時間で効率的に病気の状態を知ることができます。

肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓などの断面を見る検査です。肝臓癌、脂肪肝、胆のう癌、胆石、膵臓癌、膵炎、腎臓癌、腎結石などの発見に有用です。
カラードップラー方式ですので、肝臓腫瘍の異常な血流なども見え易くなっています。

腹部エコー検査

心エコー検査

心臓病(狭心症や心筋梗塞)は、日本人の病気別死亡順位の2位です。

動いている心臓の断面を見る検査です。
心筋梗塞、高血圧性心臓病、弁膜症、心筋症などの発見に有用です。
カラードップラー方式ですので、わずかな弁の逆流なども検知できます。

心エコー検査

頚部エコー検査

頚動脈と甲状腺他の検査を行います。

頚動脈では、動脈硬化やそれに伴う狭窄が無いかどうかを見ます。狭窄があれば、脳梗塞の原因になりますので予防が必要です。また頚部の動脈硬化は、全身の動脈硬化状態の大まかな評価にもなります。甲状腺腫大や腫瘍等の有無も併せて見ます。

エコー検査装置

呼吸器機能検査

呼吸器機能障害の早期発見に役立つ検査です。

COPD(慢性閉塞性肺疾患:以前は肺気腫と言っていました)、喘息、肺癌術後の方などの、呼吸機能を測るのに使用します。

喫煙者のなかには、自覚症状が無い潜在的な肺気腫などの慢性の呼吸器疾患を持つ方がかなりおられます。
40歳以上の喫煙者の方には、是非定期的に受けて頂きたい検査です。

例えばある70台男性の場合ですが、当初は軽い息切れ程度の自覚症状しかありませんでしたが、本検査結果からは重症のCOPDであることが分かりました。そして早めに発見して治療開始したことで在宅酸素療法への移行を遅らせることができています。

呼吸機能検査装置

血液検査

血液検査とは、採取した血液から病状などを調べる臨床検査の一つです。

貧血、肝機能障害、腎機能障害、高脂血症、高尿酸血症、感染症などの炎症反応、糖尿病、腫瘍マーカー、甲状腺機能など、色々な血液検査項目があります。症状に合わせて検査を行います。

以下の検査については、院内迅速検査で行うことができますので、5~10分で結果が確認出来ます。院内迅速検査を行うことにより、治療方針をその場で決めることができ、迅速に適切な対応を行うことが可能でとなります。

  1. 白血球、赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板
  2. CRP・・・炎症反応
  3. ※これらの検査は、感染が、細菌性であるかどうかや、炎症の程度(重症度)の判定に有用です。

  4. HbA1c・・・糖尿病のコントロール状態の判定用
  5. 血糖・・・糖尿病の方などの随時の高血糖や低血糖を判定します。
  6. PT・INR・・・ワーファリンの適量判定用
CBC・CRP検査機器

尿・便・喀痰ほか検査

患者さんから採取された検体を使って検査を行います。

細菌検査や細胞検査などを行い、感染症や悪性腫瘍の検査などを行います。

  1. 細菌検査、細胞検査・・・尿、便、喀痰他の検体を用いて感染症や悪性腫瘍の判定を行います。結果は数日から10日前後にわかります。
  2. 尿検査(試験紙、沈渣)・・・膀胱炎、尿管結石、糖尿病他の検査で、院内迅速検査として行い、10~15分で判定します。
  3. インフルエンザ迅速キット(鼻汁による検査)・・・A、B型インフルエンザの判定用。院内迅速検査として行い、約10分で判定します。
  4. 溶連菌検査(咽頭粘膜による検査)・・・小児の溶連菌感染は、きちんと治療していないと、将来の糸球体腎炎やリウマチ熱の原因となることがありますので注意が必要です。院内迅速検査として行い、約5分で判定します。
尿検査
  1. マイコプラズマ検査(咽頭粘膜による検査)・・・最近、小児にも大人にもマイコプラズマ感染(多くは気管支炎ですが、ときに肺炎も)が増えてきています。特に長引く咳症状がある方は、この疾患の可能性があります。院内迅速検査として行い、約15分で判定します。
  2. アデノウイルス検査(眼瞼結膜または咽頭粘膜による検査)・・・プールで感染することもあることから「プール熱」とも言われますが、結膜炎や上気道炎症状を生じます。院内迅速検査として行い、約8分で判定します。
  3. ノロウイルス検査(便)・・・近年ノロウイルス腸炎による集団感染がときどき見られます。大変感染力が強いので(空気感染あり)、感染者は隔離して治療を受ける必要があります。院内迅速検査として行い、約15分で判定します。この検査に限り自費診療となり、2000円(税別)の自己負担が必要です。

白癬菌顕微鏡検査

ありふれた疾患ですが見逃されることも多いです。

水虫(白癬菌感染状態)は、大変ありふれた疾患ですが見逃されることも多いです。
そのままにしておくと、爪が肥厚し靴が履きにくくなったり痛みを生じる場合もあります。出来るだけ早期に治療されることをお勧めします。

白癬菌は皮膚の角質や爪に多く寄生している為、爪や皮膚を剥離させ顕微鏡で菌の同定を行い、5~10分で判定します。

白癬菌顕微鏡検査

血管伸展性検査

血管の伸展性をチェックする検査です。

血管は年齢と共に、また生活習慣病などにより動脈硬化が進み、伸展性が失われていきますが、それをチェックする検査です。患者さんは仰向けで寝て頂ければ結構です。心電図などを装着し手足の血圧を測定するだけなので、薄手の服ならそのまま検査ができます。ABIとCAVIは同時に測定できるので、測定は準備も含め10分程度です。

ABI(Ankle - Brachial Index)
ABIとは足首と上腕の血圧の比のことで、動脈の狭窄や閉塞を評価する指標です。健常人では足首の血圧は上腕の血圧よりやや高くなっていますが、下肢血管の動脈に狭窄や閉塞があると、その部分の血流が悪くなり血圧は低くなります。 このことから上腕と足首の血圧を同時に測定することで血管の狭窄の程度がわかります。

CAVI(Cardio Ankle Vascular Index)
CAVI(キャビィ)は大動脈を含む「心臓(Cardio)から足首(Ankle)まで」の動脈(Vascular)の硬さを反映する指標(Index)で、動脈硬化が進行するほど高い値となります。大動脈の進展性の低下は心疾患の発症や予後を規定する因子となることが知られており、動脈硬化の早期診断と管理に役立ちます。

血管伸展性検査

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)、血糖検査

糖尿病の診断と経過観察のためには、HbA1c、血糖値を検査します。

最近、糖尿病の方や、その予備軍の方が大幅に増えてきています。過食、運動不足等が大きな原因となります。糖尿病の診断と経過観察のためには、HbA1c、血糖値を検査します。血糖はその時の血糖そのものの値ですが、HbA1cは測定前の1~2か月の平均血糖値を示すもので、普段の生活習慣が適当であったかどうかを見る大変有用な検査です。

HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)、血糖検査

その他

当院では専門の医療機関へのご紹介も致します。

当院で行えない検査(CT、MRI、血管造影など)が必要なときには随時ご紹介を致します。

MRI画像サンプル